お祭り用オリジナルマスク作製―重松流祭ばやし『役鼓連』様―
本日は、オリジナルマスクをご注文いただきました
【重松流祭ばやし『役鼓連』】様をご紹介させていただきます。
埼玉で行われた「東京2020オリンピック聖火リレーセレブレーション」のオープニングセレモニーにご出演のため、オリジナルマスクとオリジナル笛マスクをご注文いただきました。
【種類】
上:オリジナル笛マスク
下:オリジナル立体型マスク(Mサイズ)
【デザイン】
元々使用されていた「手ぬぐい」のデザインに合わせたマスクをご希望されていましたので
まずはメールにてお写真をお送りいただき、色味を合わせるために実物をご郵送いただきました。
※ご希望のデザインにより染め方や素材が変わって参ります。
ご検討されている方は一度ご相談いただけますと幸いです。
実物の手ぬぐいをお借りして、弊社のスタッフがデザインを作成し、字体など含め入念にデザイン画をご確認いただきながら完成いたしました。
今回はデザイン受付からご納品まで、メールでやり取りをさせていただきました。
【生地】
表地 一越テトロン
裏地 晒
表生地は「テトロン生地」と「絽生地」の2種類よりお選びいただけます。
今回は「テトロン生地」をお選びいただきました。
【染色方法】
インクジェット転写
無事に演奏をご披露されたとのことで、お写真をいただきました。
役鼓連のみなさま、誠にありがとうございました。
益々のご活躍を徳島より祈念いたしております。
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重松流祭ばやしとは?
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読みは「じゅうまりゅうまつりばやし」。
江戸の末期、埼玉所沢生まれの「古谷重松」氏によって編み出された祭囃子。
重松流の特徴は、テンポの良さと屋台囃子の小太鼓二つの掛け合いにあるといわれ、その編成は、大太鼓(オオカン)1人、小太鼓(ツケ)2人、鉦(ヨスケ)1人、笛(トンビ)1人の5人囃子を基本構成とし、決まった譜を持たず、すべて口伝で「決まり文句」を暗誦して身につけているそう。
また、囃子に合わせて、三番叟・天狐・獅子・おかめ・ひょっとこ・藤助・外道など、様々な踊りが繰り出されるそうで、その即興性が魅了とのこと。
(所沢市ホームページより一部抜粋させていただきました)
知れば知るほど、非常に魅力的で一度ぜひ実際に拝見したく思いました。
笛マスクがご縁をつないでくれ、このようにたくさんの歴史と伝統を誇る祭礼にこのように関わることができ、うれしく思います。
日本にあるたくさんの伝統文化、お祭り文化。それにふれた時に華やぐ気持ちや、わくわくする気持ち。
阿波おどりと同様に、守りつづけたいと、強く思います。
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岡忠の笛マスクを徳島新聞、読売新聞、NHKなどのメディアでご紹介いただきました。
ありがたいことに様々な団体の方々に全国のお祭りや舞台、お稽古でご愛用いただいております。
わたしたちの製品が少しでもお祭りを愛するみなさまのお役に立てますと幸いです。