阿波踊り衣装と桜文様
2019年4月8日
新しい年度、新しいはじまりの季節ですね。
徳島ではあちこちがやさしい桜色で染まっています。
岡忠の裏手の氏神さまの神社も、あふれんばかりの桜で花霞が。
ちょうど事務所から見られるこの春の麗らかな景色に、スタッフの仕事にもますますパワーがみなぎります。
咲き誇る桜に癒されながら、きたる夏を想うスタッフです。
日本人のこころを惹きつけてやまない桜。
桜文様は、阿波踊り衣装でもとても人気のデザインです。
桜は春の花ですが、呉服の文様としては季節問わず身につけられるそうですよ。
桜には五穀豊穣の神様が宿るといわれているとか。
豊かさの象徴、新たな門出・・・たくさんの意味合いをもつ桜ですが、一瞬を懸命に咲ききる美しさ、その儚さに、日本人のこころを惹きつけてやまないのでしょうね。
桜の家紋ひとつとっても、こんなにもたくさん!
昔から桜が大切に思われてきたことが伺えます。
岡忠オリジナルデザインのゆかたにも桜の紋が使用されています。
この蝶々のような柄も実は桜の家紋。
『飛び桜蝶』という家紋なんですよ。
家紋といえば、戦国武将(徳川家なら葵の紋など)や姓と同じで古くから伝わる家の印という堅いイメージがありますが、桜紋のように愛らしい家紋がたくさんあります。
桜の家紋をデザインした衣装の一例です。
新しい衣装のデザインをお考えの方は、このように、「好きな花」などからその家紋を見つけ、それをヒントにデザインを考えていくのも楽しいかもしれませんね。