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株式会社 岡忠

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阿波踊り衣装をつくる-お打ち合わせ no.1-

2016年10月14日

本日の徳島は気持ちのよい秋晴れです。

阿波踊りの時期も過ぎ、全国的に秋めいている今日ですが、岡忠内では阿波踊りの熱は未だ冷めやらず。

 

来年に向けて、新しく連を立ち上げる方、衣装を新調される連の方々と、衣装作製のお打ち合わせが続いております。

 

 

その中で、先日のお打ち合わせの様子を少しご紹介。

今回は、お客様から衣装デザインイメージをいただいてからデザイン完成までの流れをご紹介いたします。

 

 

下の写真は、お客様からお持ちいただいたデザインイメージ。

ご希望される紋やマーク、手描きのデザインレイアウトなどをお持ちいただきました。

a

 

 

デザインイメージを基に、イラストレーターでデザイン案を校正していきます。

配色・書体・デザインの配置などをご提案いたします。

作成したデザインのイメージをA3サイズでご確認いただきます。実寸の1/5の大きさです。

 

 

その後、実際の衣装の大きさでデザインの確認をするため、背文字・裾文字周辺のデザインを実寸大に拡大。

A3サイズの図面上では確認できなかった修正部分が、実寸大型紙を作ることにより見えてきます。

 

これは、岡忠の衣装作製において大切にしている、こだわりです。

kishu-kata4

 

目で見て実寸大の配置・バランスをご確認いただき、細かい修正をしていきます。

 

 

 

今回、実寸で確認し、修正した箇所を少しご紹介。

kishu-kata3

1-dsc08557

A3サイズでは、特に気にならないデザインですが・・・実寸大にしてみると・・・

 

 

dsc08556

 

細かい部分ではありますが、白線とオレンジ部分に、文字がまたがり、せっかくの「あわきしゅう」の文字がハッキリ読めず勿体無い・・・ということで修正させていただきました。

 

このように細かな修正が続きます。

 

 

実際に着付けた際に、デザインがどのように見えるのか・・・

白地の衣装作製専用のゆかたに実寸の型紙を貼り付けて、どのように柄が出て来るのか丁寧に確認していきます。

 

1-kishu-kata-001

 

dsc08510

 

 

 

このような打ち合わせ、修正を繰り返しながら、デザインが完成。

b

 

 

着付けた際に、美しく。

 

手間と時間はかかりますが、実寸大の型紙を作ることは、岡忠の大切にしているこだわりです。

 

 

 

使用日が間近で納期に日にちがない場合など、実寸型を直接お見せすることが難しい時もございますが、その場合でも基本的には、当社でしっかり実寸大に型をおこし、美しく見えるように調整しております。

 

しかし、連のお顔となる大切な衣装ですので、丁寧なやりとりができることに越したことはございません。

衣装作製をお考えの方は、できるだけお早めにお声がけをいただければと思います。